母親と託児所の連絡帳が残っている。
より詳細にいえば無認可保育所の「保母さん」とのやりとり。
保育士という言葉は当時まだなかったのではないかな。
私は一歳ごろ、母は34歳くらいか。
母は車の助手席にチャイルドシートを積んで私を勤務先近くのちびっこ園に預け、夕方引き取り帰宅する。
むずかったりご機嫌であったり、ぶつぶつができたり治ったり、ごはんを食べてうんこして、泣いてわめいてねんねして
一体この個体と今の私と、どこが同一の人間なんだろう?
食いしん坊で気分屋で睡眠が不規則なところは近しいけれど、
それ以外はなにもかも違う。